farmers

愛情こめて、力強く育てよお米たち!
土を知り、稲を知り、自然と向き合う
自然の理にそって、丁寧に、真摯に
自然の理にそって、丁寧に、真摯に

田植えからちょうど1ヶ月と10日が経った頃、田んぼへお邪魔しました。
田んぼは大小合わせて15枚。比較的こぢんまりとした田んぼが多いのが今治らしい風景。
「農産物ですから、同じ手間をかけても田んぼごとに出来不出来があるのは自然なこと。それもまた、農業の正直なところですよ。」
と優しい笑顔で出迎えてくれた越智さん。
ちょうど中干し(なかぼし)の時期を迎えていました。
田んぼは大小合わせて15枚。比較的こぢんまりとした田んぼが多いのが今治らしい風景。
「農産物ですから、同じ手間をかけても田んぼごとに出来不出来があるのは自然なこと。それもまた、農業の正直なところですよ。」
と優しい笑顔で出迎えてくれた越智さん。
ちょうど中干し(なかぼし)の時期を迎えていました。

中干しとは、田んぼの水を切って土を乾かし、締め固める作業のこと。田植えから約1ヶ月、根がしっかり張ったタイミングで、天候や土の様子を見ながら約1週間ほど行います。
この中干し、実は大切な目的が2つ。
[① 稲が倒れないように]
秋に穂が実ると稲は重くなります。その重さに耐えられるよう、土台となる土をこの時期にしっかり固めておきます。
[② 粒を大きく、おいしく育てるために]
稲の本数が増えすぎると、栄養が分散して小さな米粒になってしまいます。そのため、1株あたり約25本を目安に調整。
こうした細やかな手間のひとつひとつが、おいしいお米へと繋がっているんですね。
この中干し、実は大切な目的が2つ。
[① 稲が倒れないように]
秋に穂が実ると稲は重くなります。その重さに耐えられるよう、土台となる土をこの時期にしっかり固めておきます。
[② 粒を大きく、おいしく育てるために]
稲の本数が増えすぎると、栄養が分散して小さな米粒になってしまいます。そのため、1株あたり約25本を目安に調整。
こうした細やかな手間のひとつひとつが、おいしいお米へと繋がっているんですね。

「ジャンボタニシって、どうですか?」と聞くと、越智さんは少し間を置いてから、丁寧に話してくれました。
~越智さん談~
「ジャンボタニシはもともとこの地にいなかった外来種ですが、今では愛媛県じゅうに生息しています。田植え直後の柔らかな苗が大好物で、数が多ければ一晩で一反分の苗を食べ尽くしてしまうこともあるほど。繁殖力・生命力がとても強く、魚で例えるならブラックバスのような存在。」
でも越智さんは、「駆除しよう」とは考えていません。
「共存していこう、という考えです。稲を食べずに雑草を食べてくれればいい。すみ分けして食べてくれる方法が実はあるんですよ。例えば、風通しよく間隔をあけた植え付けをしたり…」
ジャンボタニシとうまく折り合いをつける工夫を日々重ね、多様な生き物と向き合う姿勢にも、越智さんらしい、穏やかで芯のある農業哲学が感じられます。
~越智さん談~
「ジャンボタニシはもともとこの地にいなかった外来種ですが、今では愛媛県じゅうに生息しています。田植え直後の柔らかな苗が大好物で、数が多ければ一晩で一反分の苗を食べ尽くしてしまうこともあるほど。繁殖力・生命力がとても強く、魚で例えるならブラックバスのような存在。」
でも越智さんは、「駆除しよう」とは考えていません。
「共存していこう、という考えです。稲を食べずに雑草を食べてくれればいい。すみ分けして食べてくれる方法が実はあるんですよ。例えば、風通しよく間隔をあけた植え付けをしたり…」
ジャンボタニシとうまく折り合いをつける工夫を日々重ね、多様な生き物と向き合う姿勢にも、越智さんらしい、穏やかで芯のある農業哲学が感じられます。

*画像*カエルさんみっけ!見つけれましたか?
越智さんのお米づくりには、農薬も化学肥料も一切使いません。使うのは「鶏糞(けいふん)」と米ぬかのみ。必要な栄養は、有機質のものから補います。
先の話題に上ったジャンボタニシとの共存にも、越智さんならではの工夫が。
一般的な苗の丈は約10cm。葉が柔らかくジャンボタニシに食べられやすく、農薬なしでは守るのが難しいサイズ。そこで越智さんが取り入れているのが「成苗植え(いくびょう)」という方法。通常の倍近い約20cmまでしっかり育てた苗を植えることで、茎が丈夫になり、ジャンボタニシに食べられにくくなるのです!
さらに、田んぼに水を深く張ることで、雑草が生えにくい環境をつくります。水位が高い分、苗も背が高くなければなりません。だからこそ、背の高い成苗が必要。
苗の育て方も、田植えの仕方も、使う田植え機も、すべてが違うんです。農薬に頼らず、自然の理にかなった方法でジャンボタニシとも共存しながら、丁寧にお米を育てています。
越智さんのお米づくりには、農薬も化学肥料も一切使いません。使うのは「鶏糞(けいふん)」と米ぬかのみ。必要な栄養は、有機質のものから補います。
先の話題に上ったジャンボタニシとの共存にも、越智さんならではの工夫が。
一般的な苗の丈は約10cm。葉が柔らかくジャンボタニシに食べられやすく、農薬なしでは守るのが難しいサイズ。そこで越智さんが取り入れているのが「成苗植え(いくびょう)」という方法。通常の倍近い約20cmまでしっかり育てた苗を植えることで、茎が丈夫になり、ジャンボタニシに食べられにくくなるのです!
さらに、田んぼに水を深く張ることで、雑草が生えにくい環境をつくります。水位が高い分、苗も背が高くなければなりません。だからこそ、背の高い成苗が必要。
苗の育て方も、田植えの仕方も、使う田植え機も、すべてが違うんです。農薬に頼らず、自然の理にかなった方法でジャンボタニシとも共存しながら、丁寧にお米を育てています。

種もみの消毒にも、越智さんの仕事が光ります。一般的には薬剤で消毒殺菌しますが、越智さんが使うのはお湯。「温湯消毒」という方法で丁寧に種もみを殺菌してから、種まきへ。
「有機栽培をやるからには、スタートから手を抜かない」
その言葉通り、効率よりも丁寧さを大切にしたお米づくりが、最初の種もみ一粒から始まっているんですね。
実は越智さん、有機JASの審査員も務めるほどの知識と経験をお持ちの方。認証を取得した田んぼはもちろん、取得していない田んぼでも、すべて有機JASの基準に沿って栽培。認証の有無に関わらず、手を抜かない。それが越智さんの流儀です。
「有機栽培をやるからには、スタートから手を抜かない」
その言葉通り、効率よりも丁寧さを大切にしたお米づくりが、最初の種もみ一粒から始まっているんですね。
実は越智さん、有機JASの審査員も務めるほどの知識と経験をお持ちの方。認証を取得した田んぼはもちろん、取得していない田んぼでも、すべて有機JASの基準に沿って栽培。認証の有無に関わらず、手を抜かない。それが越智さんの流儀です。

越智さんのお米づくりは、土のこと、稲のこと、自然のこと——農業の理をしっかりと理解した上で、ひとつひとつ丁寧に実践されています。だからこそ、もし思い通りにいかないことがあっても、すぐに原因を見つけ解決し、次に活かすことができる。
田んぼに立つと、稲が扇のようにのびのびと広がり、力強さが伝わってきます。
とても清々しい。その景色は、越智さんそのものを映しているよう。
誠実で、穏やかで、丁寧。自然と向き合いながら、手を抜かず、でも無理をしない。
そうやってできたお米だからこそ、安心して、美味しくいただけますね。
田んぼに立つと、稲が扇のようにのびのびと広がり、力強さが伝わってきます。
とても清々しい。その景色は、越智さんそのものを映しているよう。
誠実で、穏やかで、丁寧。自然と向き合いながら、手を抜かず、でも無理をしない。
そうやってできたお米だからこそ、安心して、美味しくいただけますね。
farmers information
有機農家 越智農園越智 将人さん
愛媛県今治市上徳- ◇ 主な生産品
- お米、野菜(じゃがいも・玉ねぎなど)