farmers
02
“農業は科学”地力をいっぱい吸収した野菜づくり
畑(はたけ)一反で多収穫、高品質を実践。全国から多くの研修生を受け入れ有機農業を伝える
11月にとうもろこし?!?!
はい、11月にとうもろこしの収穫です。おおたに農園さんのとうもろこしの収穫は8月から11月まで。毎年の経験を元に、気候の変化に順応に対応しながら野菜づくりが行われています。
はい、11月にとうもろこしの収穫です。おおたに農園さんのとうもろこしの収穫は8月から11月まで。毎年の経験を元に、気候の変化に順応に対応しながら野菜づくりが行われています。
“生で食べれるとうもろこし” お初にお目にかかりました。畑で採れたてのとうもろこしの味は、瑞々しくて優しい甘み、まったく青くさくない。画像の品種は「みらい」。いいネーミング。未来を担う赤ちゃんたちに是非食べてほしい。
この青々と活き活きとした葉の勢い!すごいパワー。この一列だけで500キロの人参を収獲します。通常の畑は一列で100キロ程とのこと。この違いはやはり「地力」が関係しています。
「人参の先が丸くなっているのが甘いんですよ」と丁寧に教えてくださいました。「人参は冷蔵庫で寝かせると美味しくなるんですか?」の問いに「イモ類はデンプンがあるので冷蔵庫で寝かせると味わいがUPしますが人参はUPしないんですよ」。ほほう!
醤油粕を一枚一枚畑に敷き詰め土と混ぜ合わせます。パワーのある野菜を造るには「地力」が必要。土づくりは〝面積ベース〟ではなく〝体積ベース〟で考えます。だからこそポテンシャルが高く力強い野菜が出来上がるのです。
愛媛県は北海道のように農地が多いわけではありません。「有機農業だからこそ少ない面積で4~5倍の収量を出すことができる!慣行農法だと1000%不可能」と言い切る大谷さん。地力を回復する方法、地力を得る理論を丁寧に伝えていただきました。
farmers information
おおたに農園大谷 武久さん
愛媛県松山市恵原町- ◇ 主な生産品
- 有機野菜(トウモロコシ・人参・紅くるり等)